【突然の給与カットなど】40歳の私が転職を決意した経緯と理由

【突然の給与カットなど】40歳の私が転職を決意した経緯と理由 会社のお話し

自己紹介でもあげていますが、私は40歳の時に18年間勤めた会社を辞め、今の会社へ転職しました

 

転職した理由は、簡潔に言えば“会社の業績不振”が直接的な理由と言えますが、転職を決意するまでには、会社の方向性への疑念、突然の給与カット、部下へのリストラ勧告など、さまざまな葛藤がありました

 

正に今、当時の私と同じ境遇の方もいてると思うので、転職を決意するまでの経緯をまとめてみました。

 

右肩上がりに急成長していく会社

30歳までにやるべきこと

 

私が勤めていた会社は、あるサービスがヒットして、2003年頃から2010年頃まで、毎年右肩上がりに急成長しました

 

会社が急成長していた間は、当然仕事は忙しかったのですが、給与や待遇も地方の中小企業の中では、それなりに良かった事もあり、とてもやりがいに満ちていました

 

まあしかし、

 

会社が急成長している時って、とにかく職場が活気に溢れていて、残業が多少多くても不満なんて言う社員はいなかったですねー

 

ただし、この頃の社内はちょっとしたバブル感に包まれていたので、今思えばちょっと贅沢というか、無駄なお金の使い方をしている社員(特に上層部)がいました

 

この頃に根付いた考え方が、その後の会社の体質にも大きく影響する事になるんです

 

会社の成長が止まり、そして・・・

 

リーマンショック後の2009年頃から、それまで毎年増収増益を達成してきた業績に陰りが見え始めます

 

確かその年は、増収だったものの創業して初めて減益になりました

 

その時は、まだ社長も強気で「今年度は、リーマンショック等の影響で減益になったが、来期は新規の大型案件などの受注も決まっているから、心配ない!」みたいな言い訳をしていたのを覚えています

 

ただし、減益になったとはいえ、経常利益の数字はまだまだ安定していたので、

 

今思えば、この時に経営陣が真剣に会社の将来について考えて行動を実行していれば、今でも安定した企業に成長できていたんじゃないかなぁって思っています

 

まあ、今となっては時すでに遅し!ですがね

 

突然の減給

 

創業以来初めての減益になった翌年は、辛うじて増益を達成したのですが、その翌年からは、会社の衰退が顕著に見え始めます

 

そして、夏が終わる頃・・・

 

急遽、経営陣と全社員との個人面談が開かれる事になりました

 

会社の幹部
会社の幹部

会社の業績が少し悪化してきたから、申し訳ないけど給与を10%カットさせてもらう事なった。

 

トッシー!
トッシー!

えっ!

10%もですか・・・

で、いつからですか?

会社の幹部
会社の幹部

今月支給の給与から!

だから、この書類にサインしてちょ!

 

トッシー!
トッシー!

あのー

私は年俸なんですが、年度の途中での減給って原則ダメなんじゃなかったでしたっけ?

 

 

会社の幹部
会社の幹部

・・・とりあえず書類にサインして。

 

トッシー!
トッシー!

もし、「嫌です!」と言ったらどうなりますか?

会社の幹部
会社の幹部

その時は会社を辞めてもらう事になるかもしれない

 

業績が悪化しているので、減給になることは仕方ない事かもしれませんが、年俸制の管理職社員も一斉に減給になったのは、今でも納得がいかないですね

 

最終的には書類にサインをして、会社側の要求を飲んだ形になりましたが、何名かの社員はこの出来事をきっかけいに会社を退職しました

 

今思えば、このタイミングで会社を去った人たちの判断は正解で、私のように残った社員は辞めるタイミングを完全に見誤りました

 

しかも、この減給はこれだけじゃなかったんです

 

翌年にも10%カットが入ったので、私の給与は1年弱で約20%もカットされたんです

 

当時600万円代だった私の年収は、500万円代中盤あたりまでに減り、生活レベルが激変することになります

 

この頃は、本当に辛かったなぁー

 

部長へ昇進はしたものの・・・

 

その後、私は部長へ昇進し、給与もカットされる前の水準近くに戻りつつありましたが、会社の業績はというと、売り上げは年々増加傾向にあったものの、利益はトントンといった感じが続いていて、会社の成長は完全に止まってしまいました

 

成長が止まってしまったと言っても、このまま何も手を打たないと会社の業績は悪くなる一方なのは理解できますが、この辺りから経営陣の会社の方向性がちょっと変な方向へシフトし始めます

 

まず、絶好調だった頃の社長は、営業部門に「常に粗利を意識して案件を取るように!」と、口癖のように言っていました

 

しかし業績が下り坂になってからは、中々思うように商品(サービス)が売れないので、営業部門のトップが利益よりも売り上げ重視の営業にシフトしていきました

 

所謂、”薄利多売”の状態です

 

その結果、売り上げは目標を達成しますが、利益率は年々低下するようになりました

 

利益は落ち込むので、当然人員の増強もできない中、売り上げだけは増やそうとするので、薄利な注文はどんどん入って来て、現場はめちゃくちゃ忙しくなります

 

忙しさだけで言ったら、会社が急成長した頃よりも大変だったかもしれませんが、どれだけ忙しくても、給与には中々還元されないので、部下のモチベーションはかなり低かったですね・・・

 

部門長として、本当に申し訳ない気持ちでした

 

会社の業績悪化

リストラ-不景気-業績不振

 

この頃になると、経営に苦しんでいる会社を数社買収(企業買収)したりするなど、会社の方向性は迷走を極めてきます

 

しかも、買収した企業はどれも失敗ばかり・・・

 

社長をはじめ、経営陣もこれからどうやって立て直して行けば良いのか、わからなかったのでしょうねぇ

 

企業買収の失敗や、売り上げ重視で薄利多売の商売を続けていた事もあり、遂には本格的な赤字へと転落していきました

 

しかし、あれだけ順調だった会社でも、ひとたび経営が傾くと凄いスピードで経営って悪化するんですね

 

正直、私の予想以上の速さでした

 

事業再編と言う名のリストラ

 

そして、私が40歳になった直後に、またまた会社が動き始めます

 

会社の幹部
会社の幹部

数名の社員に辞めてもうらことになった!

 

 

そう、リストラっていうやつです

 

名目は事業再編とかいってました

 

対象の中には、私の部下も含まれていて、経営陣と私も同席して部下へリストラ勧告をしました。

 

トッシー!
トッシー!

今、会社が大変な時期なのは分かっているよね?

大変申し訳ないけど、○○君がリストラの対象になってしまいました。

 

とやまさん
とやまさん

そうですか・・・

でも仕方ないですよね。

トッシー!
トッシー!

本当に申し訳ない・・・

しかも、リストラを告げた部下からは、逆に心配されました

 

とやまさん
とやまさん

トッシー!さん

これから会社大丈夫ですか?

最後に残された社員が、一番辛い目にあうんじゃないですかねー

 

自分がリストラにあうのも辛いですが、今まで共に頑張ってきた部下に対してリストラ勧告するのも、もの凄く辛かったです

 

ただし、会社の業績が悪くなれば、財務改善のためリストラなどに踏み切る事自体は経営者としては至って当たり前だとは思います

 

しかし、このリストラで私を含め、多くの社員に不信感を与えてしまいます

 

本来であれば、リストラに踏み切る前に、社屋の移転や福利厚生施設の廃止、経営陣の贅沢品の清算などを実行するのが筋だとは思うのですが、それらにはほとんど手を付ける前にリストラを敢行したことで、社員の不満や不信感が強まりました

 

リストラの次に実行される事は・・・

社員のリストラを実行したとしても、利益が減り続けているので、近い将来また財務状況が悪化する事は十分予想されます

 

そうなる前に、次に実行されるのは??

 

と考えると、以前もあった社員の減給です

 

実際にこの時に実行されるかは分かりませんでしたが、これまでの経緯を考えると、十分にあり得る事なので、もうこの辺りが潮時かなぁ・・・と漸く踏ん切りがつきました!

 

遂に退職を決意する

退職届

 

どうせこのまま残っていても、いずれリストラにあうかもしれないし、また給与カットされるかもしれないので、遂に退職を決意しました

 

まあ、色んな事がありましたが、それら全てが経験だと思い、自分自身はポジティブに退職したと思っています

 

会社を辞めるタイミングを見誤った自分の責任

 

経緯を見てもらえれば分かりますが、今振り返れば会社を辞めるべきタイミングは、何度かありました

 

  1. 会社が初めて減益になった時
  2. 突然給与カットされた時
  3. 利益よりも売り上げ重視にシフトし始めた時

 

会社が初めて減益になった時は、まだ私は30歳ほどでした

 

突然給与カットされた時でも、まだ33歳ほど

 

利益よりも売り上げ重視に傾き始めた時で35歳くらい

 

30歳の時に転職していれば、40代で転職するよりも職の幅も広がっていたと思うと、私は会社を辞めるタイミングを完全に見誤ってしまいました

 

自業自得ってやつですね

 

まとめ:私が転職を決意した理由

 

会社の業績が悪くなる事自体は仕方がなく、業績悪化が理由でリストラを敢行することも会社を立て直す上で仕方がないとは思います

 

しかし、事前の通知もなく突然給与をカットした事(しかも年俸制の年度途中で)

 

不採算事業や経営陣の贅沢品などを清算する前に、社員のリストラを敢行した事などで、会社への不信感が我慢の限界に達した事が、私が転職を決意した理由となります

 

会社の将来に、不安を感じている人へアドバイス

 

私の一連の経緯を読んでみて、所々で似たような境遇にあった人や、今まさにリアルタイムで進行している人もいてるかもしれません

 

では、それまで毎年順調に成長していた会社の成長が停滞した場合、直ぐに見切って転職をする事は正しいのか?と言うと、必ずしもそうとは限らないでしょう

 

例えば、会社の成長が一時期に比べて鈍化してきたとしても、以下のような企業であれば、いずれまた復活する事も可能だと思います

 

  1. 数年先を見越した新事業を育てている
  2. 経営陣が不採算事業の断捨離を躊躇なく実行できる
  3. 会社に誰でもハッキリと分かるような、特徴と強みがある
  4. コンプライアンスをしっかり守っている

 

今勤めている会社の将来へ不安を感じている人は、まず冷静に自社の分析を行ってみて、将来性がないと判断できる要素がいくつかあれば、転職活動に踏み切る勇気も必要だと思います

コメント